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- 「ちゃんと仕事は覚えられるかな?難しくないかな…。」
- 「職場の人がみんな優しい人だったらいいなぁ」
- 「ブラック企業だったらどうしよう…」
新人社員には、たくさんの不安があると思います。
初めての職場ですから、緊張するのも当然のことですよね。
しかし、受け身の姿勢でいてはいけません。
新人社員といえば、すぐに新人研修が始まります。
この新人研修の過ごし方によって、あなたの今後の社会人生活が大きく変わってくるのです。
今回は、そんな新人研修における注意すべき3つのポイントを紹介していきます!
それではさっそく見ていきましょう。
新入社員は覚えることがたくさん!
新人社員というのは、何かと大変なものです。
慣れない環境に、ゼロからの人間関係。
そして何よりも、覚えなくてはいけないことが膨大にあります。
覚えることといえば、まずは何といっても業務についてのことですね。
仕事を覚えないことには始まりません。
研修開始から実業務に入るまでの期間は、職種によってマチマチだと思います。
職場によっては、初めから実業務に入っていくような所もあるでしょう。
いずれにしても、まっさらからのスタートとなることに変わりありません。
教えられること全てが初めてのことですので、しばらくは仕事に喰らいついていくだけも大変でしょう。
そして、覚えなくてはいけないことは何も業務のことだけではありません。
これからあなたが過ごしていく職場の事情についても知っていかなくてはならないのです。
職場事情というのは、例えば以下のようなことです。
- 同僚や上司の情報
- 人間関係
- 暗黙のルール
順番に説明しますね。
1.同僚や上司の情報
職場で良い人間関係を築くには、まず同じ職場ではたらく人たちのことを知らなくてはなりません。
顔と名前はもちろん、その人の性格や生い立ち、好き嫌いについても可能な限り情報を集めるべきです。
相手に興味を持ってもらうには、まず自分が興味を持つべき、ということです。
2.人間関係
①の情報と併せて覚えておくべきなのが、職場の人たちを取りまく人間関係です。
誰と誰の仲が良くて、誰がどこのグループに属しているのか。
こういった情報も、職場にいち早く馴染んでいくためには重要です。
3.暗黙のルール
これについては、本当に職場によってさまざまなので、一概にコレ!と説明できるものではありません。
しかし、どこの職場にも必ず、「正式なルールとしては存在しないが、暗黙の決まりごととしてみんながやっていること」があります。
例えば、「シュレッダーなどの雑用は新人社員がやるもの」といった決まりごとがそうです。
あらかじめ「雑用は新人の仕事だから」と言われていればいいのですが、誰が言うでもなく、知らないうちに暗黙のルールと化している職場もあります。
このような暗黙のルールをいつまでも覚えずにいると、周りの反感を買ってしまうことになるでしょう。
以上のように、新人社員には、仕事以外でも覚えるべきこと、学ぶべきことがあるのです。
大変ですが、「職場で起こる全てのことが研修」と考えてがんばりましょう!
新人研修で注意すべき3つのポイント
ここまで、「新人社員はいかに覚えることが多くて大変か」について説明してきました。
研修期間の大変さが伝わったのなら幸いです。
さて、ここからは、そんな新人研修を乗り切るために注意したい3つのポイントを紹介していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで頂き、お役立てて頂ければと思います。
1.前のめりになりすぎない
初めての職場ともなれば、気合が入って当たり前だと思います。
「やる気のあるところをアピールするぞ!」と、張り切っている人もいるでしょう。
ただ、あまり気持ちばかりが前のめりになってしまわないよう気をつけましょう。
仕事へのモチベーションが高いことはいいことですが、やる気だけが空回りするのは避けるべきです。
例えば、意欲的なところを見せようと、仕事の疑問点について質問する場合。
要点をおさえて質問できていれば、その意欲的な姿勢を評価してくれることでしょう。
しかし、あまりに細かいことを質問し過ぎると、逆に「面倒なやつ」とマイナス評価を受ける可能性もあるのです。
やる気は持ちつつも、あくまで冷静に。
ポイントを押さえた行動でアピールしましょう。
2.自分から進んで仕事を覚える
新人社員にありがちなことが、とくかく受け身になってしまうこと。
指示がない間に何をしていればいいのかわからず、手持ち無沙汰な時間を過ごしてしまうことです。
新人社員がやってはいけないことの一つが、この「指示待ち人間になること」なんですね。
新人の頃は、頼りになるのが研修担当の人だけという状況になりがちですよね。
ですが、研修担当の人は別の仕事を兼任していることも多く、いつでも新人の側にいられるわけではありません。
そんなとき、ただ手を持て余しているようではいけません。
どこの職場でも、評価されるのは自分から積極的に動ける能動的な人間です。
余裕がありそうな社員を見つけて、自ら「雑用でも何でも、何かお手伝いできることはありますか?」と聞いてみましょう。
ただ、ここでも前項目でお話しした、「やる気が空回りしないように」という点だけは注意してくださいね。
3.ブラック企業じゃないか見極める
さて、ある意味では、この項目が一番大事な内容となります。
あなたは新人研修というものをどう捉えているでしょうか?
文字通り「新人が仕事を研修する期間」とだけ考えているのであれば、それは間違いです。
新人研修の期間とは、あなたが「会社を見定める期間」でもあるのです。
つまり、「ブラック企業じゃないか」を見極めるための期間ということです。
ブラック企業であれば、必ず新人研修の時点でその傾向が見えてきます。
ニュースなどで有名になったものも多くありますよね。
例えば研修で以下のようなことがあれば、ブラック企業を疑うべきしょう。
- 洗脳じみた教育方針
- 軍隊まがいの規律が求められる
- 暴言を吐かれたり、中傷されたりする
- 長期間の泊まり込みでの研修
- 「声出し」などの無意味な精神修行の強制
一つでも当てはまれば、ブラック企業を疑いましょう。
この他にも、「おかしいぞ?」と違和感を覚えた場合は、ブラック企業の可能性を疑うべきです。
研修が進んでしまうと、あなたの洗脳が進んでしまい、正常な判断力が損なわれる恐れがあります。
なので、違和感を覚えたときはなるべく早くブラック企業かどうか判断し、しかるべき行動に出ましょう。
まだ間に合う!ブラック企業なら即転職を!
さて、あなたの会社はブラック企業ではなかったでしょうか?
もしもブラック企業だったのなら、迷わず即転職しましょう!
「せっかく入社したのだから、もう少し様子を見てからでも…」なんて考えは危険です。
ブラック企業は、そういう社員に目をつけて、簡単に抜け出せないように外堀を埋めてくるのです。
ブラック企業に未練を残することなどありません。
そんな会社は初めから無かったものと考えるべきです。
気持ちを切り替えて、次の職場を探しましょう!