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これ以上返済を続けていくのは難しい・・・
と思った時、1度は「実家に帰ろうかな」と考えたことあると思います。
でも、
「実家に帰るのは逃げになるかな?」
「親に甘えるなって思われるかな?」
「親に心配と迷惑をかけたくない」
このようなことが頭をよぎりなかなか行動に移せないんじゃないでしょうか?
ですが、実際のところ「借金があることを親に知られるのが怖い」というのが本音ですよね。
その一方で、「黙って受け入れてほしい」という思いも少なからずあるはず。
借金の理由によってはあなたを大切に思ってるがゆえに怒ってしまう事もあるかもしれませんが、実は親の立場からすると、いくつになっても子供が頼ってくれるのは嬉しいものです。
なので、借金について正直に話し、実家に帰れば家賃分の返済ができる旨を伝える事で納得して協力してくれるでしょう。
どうしても借金を内緒にして実家に帰りたいなら、
「お金を貯めて子どもが学校の通いやすい所に引っ越したい」
「古くなって来た車を新しく購入したい」
など、明るくプラスに捉えられる理由を準備してから実家に帰りたい旨を伝えれば喜んで出迎えるはず。
そこでこのページでは、
- まず、実家に帰ることを考える前にあなた自身でできること
- 実家に帰る際の親への伝え方(借金を話すor話さないのパターン別)
- もし、受け入れて貰えなかったらどうする?
この3つについて紹介します。
生活が苦しい!毎月の固定費がいくらか計算しよう!
実家に帰る前にまずは固定費を見直して自分でどうにかできないか考えてみましょう。
支出には大きく分けて固定費と変動費の2つがありますが、生活が苦しいと思ったとき見直すべきのは固定費です。
変動費は、毎月節約のために
- 特売をチェックして安いスーパーを回る
- ちまちまコンセントを抜く
- 飲み会を減らす
- 飲み物は持ち歩く
など、日々努力する必要がありますが、固定費は1度見直してしまえば何も努力しなくてもずっと節約できます。
家賃、車のローン、保険、子どもの学費・習い事など削れるものはないか?
家計の固定費と言えば以下のようなものです。
- 家賃
- 車のローン
- 保険
- 子どもの学費
- 習い事
それぞれ節約のポイントを紹介していきます。
家賃
今の賃貸を長く住み続けている場合には、まずあなたが住んでるマンション(アパート)の賃貸物件を検索してみてください。
同じような間取りの部屋の家賃が今より安く入居者を募集していたら家賃を交渉できるチャンスです。
日頃から大家さんと良好な関係を築けていて、最低限のマナーをきちんと守って生活していれば交渉できる可能性は大いにあります。
その時、「賃貸物件にこんな安く出てるんだから家賃を下げて当然だ」など横柄な態度を取ってしまっては絶対にダメです。
丁寧に”お願い”するつもりで交渉しましょう。
また、この方法が難しい場合には、家賃の安い賃貸に引っ越すのもありです。
初期費用や退去費用はかかってしまいますが、10万円の家賃が8万円に値下げされた場合、年間で24万円も節約できます。
ここ最近の初期費用は家賃が安ければ24万円くらいで収まるところもあるので、1年で元が取れるでしょう。
車のローン
今の車のローンの金利が高い場合には、ローンの借り換えを検討するのも得策です。
今より安い金利のローンに切り替えて月々の返済負担を下げれば節約できるでしょう。
ですが、借金をしてるあなたがカーローンの審査に通るかといえば正直厳しいところでもあります。
その場合、車用(維持費やローン)のためだけに新しく口座を作り、他の固定費で節約できた分のいくらかを車用に貯金して残りを一括返済することも可能です。
例えば、残り2年で60万円分ローンが残っていた場合、月々の支払いは25,000円です。
これを1年で払い終わりたいと仮定したら、月々5万円必要なので、残りの25,000円を車用の口座に貯金すると1年後には貯金を使って一括返済できます。
残り1年分は一括返済なので、貯金した金額のうち金利分は節約でき、手元に少しお金を残せるのでこの分を借金の繰り上げ返済に回すことも可能です。
保険
まず先に必要な保険を紹介しますが、入っておいた方が良い生命保険は、以下の2つのみです。
- 就業不能保険
- 死亡保険
意外に思われたかもしれませんが、これらが必要な理由は社会保険でまなかうことができないからです。
逆に、社会保障や高額医療費制度、貯金でなんとかなる、
- 医療保険
- がん保険
- 介護保険
は、無理して加入しておく必要はありません。
この部分を見直すだけで夫婦合わせて月に2〜3万円は節約できると言う人も多いはず。
ただ、現時点で全く貯金がない場合は、少額で構いませんので保険で備えておいて、ある程度貯金が貯まった時点で解約するのも賢い方法です。
「保険入っておいた方がいいよ!」
と言われるがまま契約して中身がどんなものなのか分からない人は非常に多く、必要のない保険に無駄な保険料を支払い続けています。
ですが、保険に入らなくても良いからと言って自分では何も備えなくて良いかと言ったらそうではなく、保険に入るよりも自分で貯金したり、投資した方がお得と言う話です。
保険は目に見えないものなので分かりづらいですが、家の次に高価な買い物だと言われています。
なので、保険の担当者に任せるだけでなく自分自身でもしっかり知識を身につけておきましょう。
子どもの学費
先ほどの保険の話と通ずるものがありますが、子どもの学費を学資保険で備えてる場合は要注意です。
学資保険は、一見銀行で貯金するよりも利率が良くメリットしかない保険に見えますが、保険会社が倒産するリスクがあります。
仮に子どもが生まれてすぐ学資保険に加入したとして保険金が受け取れるのは約18年後です。
18年間、保険会社が倒産しない保証があるかと言えば全くなく、実際に保険会社が倒産した事例は多くあります。
この10〜20年の間にも大企業が次々と経営難に陥ってる昨今で学資保険に入るのはあまりにもリスクが高いです。
保険会社が倒産した場合、契約者は生命保険契約者保護機構(※1)に守られており、全てが無駄になるわけではないですが、守られてるのは責任準備金(※2)の90%です。
例えば学資保険の利率が5%以上あったとしても10%の損害のリスクと比べたら入るべきかどうかは一目瞭然だと思います。
とは言え、後もう少しで支払い終わる場合はそのまま払い続けてください。
「これから加入を検討している」または「入ったばかり」であればその分を節約してまずは借金返済に回しましょう。
これだけで月に1万円以上は節約できます。
※2 保険契約者に保険金を支払うために、支払われた保険料から積み立てて準備しておく資金。
習い事
今入ってる習い事をオンライン(ウェブ講座)に変えるだけで交通費もおさえられるので節約効果は大きいです。
習い事によっては早期割引やまとめ割引をしているところもあるので、そう言った割引をうまく活用して節約する方法もあります。
節約できた固定費をまとめ割引のために貯金し、溜まったタイミングで切り替えるのがおすすめです。
その後は毎年、年払いでの支払いになるので年払い÷12ヶ月を毎月貯金しておいてください。
また、塾の場合、なかなか成績があがらないなど効果がなければ、無理して通わせる必要はありません。
今後1,2年の大きな支払いは何があるか?
1〜2年後に車検や子どもの入学費用など、大きな支払いはありませんか?
その時になってお金が足りないからまた借金を重ねてしまうなんてことにならないようにあらかじめ大きな出費が予想できる場合には書き出してみてください。
- 必要な金額
- 必要な時期
この2つが分かれば、後は今から逆算して月にいくら貯めれば足りるのか計算してみましょう。
この貯金は、今後使ってしまわないように短期の定期預金口座を作るのをおすすめします。
ただ、借金の返済に追われていると「貯金どころじゃないよ!」というのが正直なところですよね。
ここで重要になってくるのが上記の固定費の見直しなんです。
今1度見直せる固定費はないのか夫婦でしっかり話し合ってみてください。
収入を増やそう!まずは自力でなんとかできるか考える!
固定費を見直してもまだまだ足りないと困ってるあなたが次に考えるのが収入を増やすことです。
周りのモノを全てメルカリで出品!
メルカリで不用品を販売するのは、まず最初にやるべきことです。
必要性はあるけど、1年以上使っていなくて今すぐ必要ではないものも出品の対象にしても良いかもしれません。
例えば、子ども用品なんかはその代表です。
使わなくなったものを「次の子ができるかもしれないから」「孫のために」と取っておいてるなら今すぐ出品して下さい。
とくに、子ども用品は需要があり高値で売れる可能性も高いので、まだ年数が経ってしまわないうちに売ってしまった方がお得です。
来るかわからない”いつか”のために残しておくよりも、まずは目の前の借金を返済するのが先です。
即金性のある副業を始める!
もうすでにメルカリで不用品を出品していて「これ以上出品するものがない」「出品したけどまだまだお金が足りない」という人は、即金性のある副業を始めましょう。
すぐにお金が欲しいあなたへ!簡単に1万円稼ぐ具体的な方法12選で即金性のある稼ぎ方を12個紹介しています。
お金がピンチなあなたは必ず見ておいてください。
利息を増やさずに先延ばしにできる支払いは後回し!
毎月の支払いの中で、延滞金や利息がかからず支払いを待って貰えるものはありますか?
いやいやないよ!と思っていても電話で確認すれば意外とあっさり了承してもらえることも。
その代表として、家賃などは1ヶ月であれば待ってくれる可能性が高いです。
とは言え、家賃は1度でも支払いが遅れると家賃交渉の際に良い印象を受けないのであまりオススメできませんが、どうしてもピンチな場合には試して見ても良いでしょう。
家賃交渉できなければ、安い家賃に引っ越すという方法もあるのであまり深く考えなくても大丈夫です。
支払いを待ってほしい旨を伝えるときには、
- なぜ支払いが遅れるのか?
- 遅れた分を支払えるあてはあるのか?
この2点を重視して交渉すると成功率が高まります。
特に細かく話す必要はありませんが、例えば、「今月は思わぬ出費がありどうしても支払いが厳しい。
今月から妻が働くことになったから来月にはお給料が入るので支払いの目処は立っている」など、相手が受け入れやすいようにしましょう。
パターン別!借金が原因で実家に帰る時の親への伝え方3つ
親へ借金のことを打ち明けるか打ち明けないかで親への伝え方も変わってきます。
借金を打ち明けるのであれば、借金があることから借金した理由まで正直に素直に話すのが1番のポイントです。
借金があること→借金の理由→返済計画→今後の生活の順で話していきます。
ケース1「正直に話す」
大事な話なので親とは言え、丁寧な言葉で分かりやすく伝えましょう。
- 黙ってて申し訳ないですが、実は今、〇〇万円の借金があって返済が厳しい状況にあります。この借金を作ってしまった理由は、体調が悪くてしばらく仕事に行けなかった時期があって貯金だけじゃまかなえずにお金を借りてしまったことが原因です。今の支払い状況では返済していくのは難しいので母(父)が良ければ実家に帰りたいと思っています。多くは難しいけど、もちろん生活費分はお金を入れますし、家の事も協力します。今後の返済計画も立てていて、実家に帰らせて貰っても大丈夫であれば、月々〇〇円は返済にあてられる目処が立ってるのであと2年で完済予定です。今後の将来も考えて今より収入が良いところへの転職先も探しています。支払いもできる限り抑えいて、完済後に無理なく貯金ができるように準備もしました。実家に帰る件考えいただけませんか?よろしくお願いします。
言い訳せずにストレートに話すことで誠意が伝わり、受け入れて貰いやすくなります。
ケース2「全ては伝えず家計のことだけ伝える」
次は、借金のことは話さず、家計が苦しいと言う話だけする時の話し方です。
まずは、正直に困ってることを打ち明けましょう。
- 相談があるんだけど、良いかな?実は今、家計が苦しくて毎月ギリギリで生活しているの。なるべく節約できるように生活費を見直してるんだけど、できれば1番負担の大きい家賃をどうにかしたいと思ってる。家賃の安い家に引っ越しを考えているけど引っ越し費用がないからしばらく実家に帰って貯金して安いところに引っ越したいけど、迷惑かな?考えてくれると嬉しいです。
- ちょっと相談なんだけど、今、生活が厳しくて迷惑じゃなければしばらく実家にお世話になって良いかな?その間にお金貯めてまとめて払える固定費を支払えば余裕ができるからすぐにまた出て行く予定です。
借金のことを伝えないのであればあまり深刻になりすぎると親も余計に心配してしまうので今後のメリットの為に一緒に暮らしたい旨を伝えましょう。
ケース3「借金には一切触れず親と一緒に住みたい旨を伝える」
この場合、突然一緒に住みたいというと何かあったのかな?と考えてしまうので、なるべくプラスの意味での同居だと伝わるようにするのが理想です。
例えば、
- 子どもが大きくなる頃には1人1人部屋があった方が良いし、マイホームの資金貯めたいから、しばらく同居したらダメかな?
- 子どもが小さいうちは人が沢山いるところでのびのびと生活させたいし同居したいと思ってるんだけどどうかな?
など、借金については一切触れずに前向きな理由を付け加えるといいでしょう。
ただ、返済を滞ってしまうと一緒に住んでる家に通知が届くので、その辺どう対処するかが問題です。
実家にいさせてもらってる間は、明細類は全てWeb明細に切り替え、借金の返済を遅れないように気をつける事で回避できる可能性はあります。
全て正直に話すなら今後の返済計画もしっかりと伝えよう!
借金について話す場合は、借金の理由によっては親の立場としてもかなり怒ってしまう可能性もあると思います。
ただ、それは親がいなくなった時、子どもが「親を頼らずとも生きていけるのか」という心配から来るものです。
あなたのことが大切だからこそなので、逆ギレせず親に安心してもらえるように返済計画もしっかり話しましょう。
- 実家に帰った時の就職先
- 実家にいることで抑えられる支払いとそれが返済計画に与えるメリット
- 借金の返済が終わったあとはしっかり自立する旨
- 借金返済後の人生設計
を伝えられると親としても納得して協力しやすくなります。
借金を減額するために債務整理について考えてみる
返済計画を立ててみて親が納得してくれそうな計画が難しい場合は、すでに借金返済の目処が立っていない危険な状況なので債務整理ついて考えてみる必要があります。
親が受け入れてくれそうにない場合も同様です。
債務整理と聞くと、身近なものではないので抵抗を感じるかもしれませんが、真っ当な借金解決の手段です。
あなたも自己破産については名前を聞いたことあるのではないでしょうか?
実は、債務整理の方法は自己破産以外にもあり、債務整理後のあなたへの影響を最小限に抑えて借金を解決できる可能性もあります。
債務整理の種類については最適な債務整理の手続きがひと目でわかる!4つの借金整理の手段をわかりやすく解説で詳しく解説しているので借金に苦しんでるあなたは必ず読んでおくべきです。
これを読めば債務整理への印象が良い意味で変わると思うので、その後無料債務整理シュミレーターであなたに合った債務整理の手段を調べてみてください。
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頼れる実家があるに越したことは無いのですが、親に迷惑をかけたくないのであれば、すぐにでもシュミレーションしてみてください。