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こんにちはぶんたです。
新生活の4月ということで、みなさん人間関係がガラッと変わるかと思います。
「いきなり馴染めるか不安…」
「どんな状態になるのか全く想像できない」
こんな不安や悩みがある人も多いでしょう。
さて、今回は元警察官のnanaさんにそんな組織内での人間関係について寄稿を頂きました。
不安がある人、既に組織内でギクシャクしている人たちはぜひ読んでみてください。
1.同期・同僚で合わない人がいる
新しく仕事に就く時に気になるのは同期・同僚の存在ではありませんか?
どんな人なのかな?気が合うかな?といったことだけでなく、自分より仕事ができる人なのだろうかと、会う前から同期を敵視したりする人もいるかもしれません。
同期とともに研修や仕事をする期間は職種にもよりますが、中にはひとつ屋根の下で数ヶ月間を一緒に過ごすこともあります。
毎日のように顔を合わす同期・同僚で合わない人がいたらワクワクして出勤することは出来ませんよね。
しかし、同期・同僚はあなたの友だちではありません。職場で行うことは「仕事」です。
案外、合わない相手と一緒のほうがやるべき仕事に集中できるかもしれないです。
気の合わない相手なら、話をしても仕事に必要最低限のことだけで済むのではないでしょうか。
2.上司・先輩が理不尽で困る
直属の上司や先輩が尊敬できる人だと安心して仕事ができますよね。
でも、悲しいことに現実はみんながそんなわけではありません。
わたしが警察官として勤務した5年間、幸いにもついた上司は全員仕事ができて尊敬できる人でした。
でも周りには、部下に仕事を押し付けて自分はなにもしていない上司のもとについた同僚もいます。
解決策は理不尽な上司・先輩と同等もしくはより上級の役職の人や幹部と仲良くなることです。
あなたがいつも頑張っているところを、仲良くなったその方は見てくれているでしょう。そして、そっと手を差し伸べてくれるはずです。
これは、わたしの上司が、働かない上司のもとについた同僚に対してしていたことです。なんて素晴らしい人なんでしょう。
では、そういった人と仲良くなるにはどうしたらよいか?
答えは簡単。喫煙マジックです。
タバコを吸う人と吸わない人では幹部との仲の良さが全然違っていました。
喫煙所へ行くと、挨拶など交わした後に雑談が始まるようです。(残念ながらわたしは喫煙しないのですが…)
共通の趣味など盛り上がれる話を見つけてしまえば、仲良くなるのにそう時間はかかりませんしね。
3.女同士のドロドロ話が怖い
どこへ行っても、いくつになっても、あるんですよねー。
女性が少ない警察官という職場でも、それを感じました。
そんな時は「出来るだけこの会話には参加したくないなー」と思ったら即離脱します笑
もしその場から離れられなければ、「うんうん」と参加せずに一人うわの空、無言をキープ。将来の楽しいことでも妄想しましょう。
「この人にはこういう話をしても聞いてもらえないのか」と思わせてしまえばこっちのものです。
人の噂話を聞くのって怖いかもしれませんが、あまり深い意味はなくただ共感してもらいたいということも多いです。でも相槌を打って共感してしまうと延々と続くんですよね。
わたしは不器用すぎてやんわりと断れないので「そういう話は聞きたくないんだよね。」と直接言ってしまうこともあります。
あとは、意見を求められた時に話題をすり替えるのも一つの手ですね。
聞いてもらえないと分かったら、きっとそのうち美味しいもののことなどに話題を変えるはずです。
4.セクハラ問題
触られた瞬間に不快だったら、その手をはねのける。
これをすべての人が出来たら、だいぶセクハラ問題は減るのではないでしょうか。
そもそも悪いのは、不快にさせている人。
でも、もしその人が、自分のしていることがあなたを不快にしていると気がついていなかったら…
あなたが、「あなたのしていることはわたしを不快にしています」とアピールすることで解決する可能性があります。
不快にさせていることに気がついていない人は、孫や子どもを可愛がるようにあなたに接しているかもしれません。
態度でも、言葉でも、何らかの形でそれはやりすぎです、と伝えましょう。
もっと悪いのは、分かっていて自分の満足のためだけにセクハラをしてくる人。
セクハラってどこからなのか、何をされたからかという明確なラインはありません。
気持ち悪かったけれど、こんな小さなことってセクハラなのかなぁと悩んでいるあなた。あなたが不快だと感じたらそれはセクハラになり得るのです。
言葉であろうと、行動であろうと、嫌だなぁと感じたら早めに相談しましょう。
職場に信頼できる上司や同僚がいれば相談するのがベスト。大きな会社は社内に相談窓口がある場合もあります。
会社に相談しにくい場合、身内や友人などでも良いでしょう。
とにかく一人で悩まずに、まず知ってもらうことで解決に近づけます。
どうしても相談しにくい時は、各都道府県の労働局に相談することも出来ます。
厚生労働省のホームページに連絡先が掲載されています。
職場でのセクシュアルハラスメントでお悩みの方へ |厚生労働省
5.パワハラ問題
上司や先輩から身体的・精神的に攻撃を受けたり、業務内容が明らかに割に合わなかったり…
上司や先輩との関係を温厚に保ちたいからといって、何でもかんでも従う・受け入れる必要はありません。
セクハラ問題でも書きましたが、信頼できる人や会社の相談窓口に相談しましょう。
パワハラの相談窓口も、厚生労働省のホームページに記載されています。
相談窓口のご案内|あかるい職場応援団 -職場のパワーハラスメント(パワハラ)の予防・解決に向けたポータルサイト-
6.良好な人間関係を築いている人
良好な人間関係を築いている人は次のことがきちんとできています。
- 挨拶は自分からする。→ほぼ確実に挨拶を返してもらえるし、何より気持ちが良い。
- 気にかけてくれたことや手伝ってくれたことに対して「ありがとう」を伝える。→自分の仕事を支えてくれたことやアドバイスをいただいたら、きちんと感謝の気持ちを言葉にして伝える。
- ホウレンソウ(報告・連絡・相談)をきちんとする。→失敗したこともきちんと上司に伝えることで、その後も対処できる
- プライベートなことも少し話してみる。→ほんの少しでも良いので「趣味は◯◯なんですよ」など話してみるとグッと話しやすくなる。
職場でも話しやすい人ができたら、自然と笑顔が多くなりますね。
まとめ
職場での人間関係は、実は仕事の内容よりも重要かもしれません。
その悩みは、出勤する足を止めてしまうこともあるのです。
逆に、職場に信頼できる人がいること・職場の人間関係が良好なことで、嫌な仕事でも「よし、今日も頑張ろう!」と思えます。
あなたが今日、そして明日も明後日も、出勤したくない理由はなんですか。
ウマが合わない同僚と顔を合わせたくないから?
必要以上に体に触れる上司がいるから?
どんなに仕事をしても次々と仕事を頼まれるから?
そんなあなたは、勇気を持って信頼できる人に話をしてみましょう。
あなたの気持ちを知ってくれている人がいるというだけで、心は軽くなります。
仕事のことを考えるよりも人間関係のことで悩んでしまうのなら・・・
いっそのこと、転職も視野に入れてみたほうが良いかもしれません。
以上、元警察官のnanaでした!
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というわけで職場での悩みやその対処法について寄稿いただきました。
警察官ってお硬いイメージでしたが、セクハラ問題やパワハラ問題は職種問わずどこにでもあるものなんですね。
ぜひみなさんもこれを元に、不安や悩みを解決できたら幸いです!
寄稿いただいた方
これを機にnanaさんのブログもぜひ!