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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。
みなさんは家族がバラバラになる経験をしたことがありますか?
ぼくは高校生の時まで、父親、母親、3人の弟の6人家族で暮らしていました。
特にいざこざもなく、普通の仲のいい家族で、母親や父親は学校等でも父母会などでリーダーを買って出るような人たちでした。
周りから見ても良い感じの雰囲気はあったと思います。
そんな仲のいい家族もぼくが高校2年生の時に離婚してバラバラになってしまいました。
ぼくとその下の弟は最終的に父親の方に付き、あとの2人は母親のところにいきました。
ぼくは母親とは反りが合わず、恐らく4年近く話していません。
こうやって見るとなんだかネガティブな面ばかりに聞こえてしまいますね笑
でもぼく自身は両親が離婚して家族がバラバラになったおかげで得られたものもあるなと思っています。
今回はその点について突っ込んで書いていきます。
父親が変わった
離婚が原因で一番変わったのは父親でした。
今までは割と厳格で、厳しいイメージを父親に持っていたのですが、離婚してからは性格が一変。
父親の口から「なんとかなる」や「自分の好きなようにやればいい」そんな言葉が出るとは夢にも思いませんでした。
22時に家に帰れば「遅い!」と怒られていた頃が嘘のようです苦笑
それまでの厳しい父親とはまるで別人で、ぼくは離婚があったおかげで父親と話ができるようになったんです。
仕事の話も今後の話も、全て吹っ切れて友人のように語り合える親ができたのはぼくにとって大きなメリットでした。
こんなにも変わった理由はわかりませんが、それでも離婚をきっかけに性格が変わったのは確かです。
母親も変わった
母親は父親ほどではありませんが、厳しかった父親の穴を埋めるかのように厳格になりました。
「良い大学に行って良い企業に勤めなさい」と言われても、芸能界の夢をぼくに押し付けた時と同じような感覚でしか話を聞けなかったんです。
だからどんどんぼくと母親の間には溝ができ、終いにはお互い口を開けば怒鳴り合いの喧嘩をするようになってしまいました。
結局ぼくは母親と一緒に暮らすことをやめ、父親の元に行きました。
また離婚をしてから社会人として働き始めた母親は、仕事の疲れからか弟たちへの当たりも強くなりました。
アメとムチの振れ幅が大きく、弟たちの怯え具合も日に日に増していったんです。
良い悪いはさておき、今まで押し殺していたものが全て開放されたかのような変化でした。
性格が変わるというよりも、増長されたような感じです。
割り切る事を覚えた
こういった両親の変化や、住んでいる場所、その他周りの人間との関わりも含めて「離婚」は様々なものを変えました。
悲しかったことも納得できないことも色々ありましたが、それでもぼくは両親が離婚したおかげで1つ大きな力が付いたなと思っています。
それは「割り切ること」です。
世の中どうしようもないことや、自分じゃどうにもできないことは必ずあります。
むしろそういったことの方がたくさんあると思っています。
そんな現実に向き合った時、無理に頑張ろうとせずに割り切ること。
これって凄く大切だと思うんです。
結果が見えてることなら尚更。
自分の力でなんとかできないなら、もう割り切るしかないんですよ。
割り切ることで「先を見越す力」とそして「自分が今影響できる範囲」がしっかりとわかります。
ぼくがどうこう騒いでも離婚した現実は覆りません。
この影響で家族がバラバラになったことは、もう一生変わらない事実です。
だったらそんな現実も上手く利用して次のステップに進めるような割り切る力が大事だと思うんです。
起きた事は元には戻せない。でも前には進める
今回のように辛い現実に立たされた時、人は必ず同じことを考えます。
「こんな現実なくなればいいのに」
「あの時に戻れればいいのに」
でも誰だってわかっていることなんですが、そんなの無理なんですよ。
時間は過去には進みません。
起きてしまったことはもう変えれないんです。
だったらその現実を受け止めて、もっといい方向へ、新しい方向へ変えていくのが得策ではありませんか?
変えようと藻掻けば、そこで止まってしまいます。どうしようもなく辛い現実も、変えるのではなく乗り越えるのです。
早い内にこの乗り越える感覚に慣れてしまえば、人生のほとんどの辛い経験に立ち向かえるようになります。
もし同じような、または似たような経験のある人たちは割り切る力がしっかり身についているか振り返ってみてください。
今後の人生でも、必ず役立つはずです。