背伸びして買った革の鞄はぼくと一緒に4年間育ってくれた | いつまでもアフタースクール
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背伸びして買った革の鞄はぼくと一緒に4年間育ってくれた

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こんにちはぶんたです。

起業してからなんだかんだ4年以上が経ちました。

案外生きていけるものですね笑

自分でも驚いています。

 

今日は起業してからぼくと一緒に育ってきた鞄と、ぼくの心境の変化について書いていきます。

 

背伸びして買った革の鞄

ぼくはあまり物持ちがいい方ではなくて、自分でも認める消費的主義な人間です。

「いいな!」と思ったら買って、飽きたら手放して。

自分でもあまりよくないなーとは思っていますが、そういう性なんですよね。

 

そんなぼくでも起業当初からずっと使い続けているものが一つだけあります。

それはぼくのビジネスバッグ。ブルーの革の鞄です。

 

起業当時、ビジネスマナーも何も知らなかったぼくは、営業の時も適当なバッグとカラーシャツでクライアント企業に出向いていました。

営業にも慣れてきたある日、とある相手先の社員さんから「よくそれで営業できるね」と言われたんです。

ぼくはその時初めて自分が恥ずかしいことをしていたんだと気づき、すぐに身辺を整えに行きました。

知り合いの社長さんからスーツを頂いたり、シャツやスラックスを何本か購入したり。

その時に買った革製の鞄だけ今でもずっと使い続けています。当時のぼくとしては少し背伸びした金額で、5万円の鞄を買いました。

 

持つだけで気が引き締まるあの感覚

この鞄を買ってから営業がうまくいくようになったかと言うと、正直それはわかりません。まあ比較対象もありませんし。

 

それでも買ってよかったという気持ちは心の底から感じています。

今でもこの鞄を手にすると

「仕事をするぞ!」

という気合いが入り、やる気と緊張感が湧き上がるんです。

 

ぼくの格好について一言言われた時、やっぱりとても悔しかったし恥ずかしかったんです。

無知は罪とは正にそうで、気にしてなかった自分を殴りたくなりました。

だからこそ、良い鞄を買って胸を張ってどんなもんだい!と自信を持って話せるようになったのはすごく嬉しかった。

それに、

「この鞄を持ったからにはしっかりと実力も高めなくては…!!!

と自分を鼓舞するようにもなりました。

 

たったの5万円で人間ってこんない変わるんだなって驚いた瞬間でもあります。

 

結局は気の持ちよう。でも、それが未来を変えていく

もちろんこの感覚はぼくの気のせいかもしれませんし、正直なところはよくわかりません。

それでも鞄一つで「変われた実感」がぼくにはあります。

 

悔しさや恥ずかしさをバネに、自分の知識不足を変えていく決意と共に買ったブルーの鞄。

この決意をした時の感覚は鞄を見れば今でも思い出しますし、いつでもあの時の悔しさを原動力に頑張れる気がしています。

 

よくRPGやゲームなどに攻撃力が上がるアクセサリなどがありますが、あんな感覚ですね笑

それ自体は特にステータスを変えないけれど持ってることで自分の中から力が湧き上がる。

ぼくにとっては自分の未来を変えてくれたお守りみたいなものでした。

 

どうせ決意を顕にするなら、何か一緒に成長できるものを持つのも良いかもしれない

ぼくはこの鞄と一緒に4年の月日を過ごしてきました。そして、ぼくの4年間の大部分は仕事で出来ていて、その仕事を支えてくれたのはいつもこの鞄でした。

 

仕事で大きな案件を取りに行った時、何日も考えて作り上げたプレゼン資料を入れていたのはこの鞄でした。

重大なミスをして、丁重に謝りに行った時も、手元に携えていたのはこの鞄でした。

 

どんな時もぼくはこの鞄と一緒に逆境も選択も乗り越えてきました。そういう意味ではぼくの仕事の様子を一番わかってくれているのがこの鞄です。

ぼくの経験と共にすり減って、時には手入れをしてまた生き返って、まるで生きているかのように。

あまり迷信めいたものは信じない主義なんですが、それでも4年も一緒にいると愛着どころか存在が当たり前になってきて、ぼくにとっては無くてはならない存在です。

 

最近友人のふくおたくに勧められてちょっと良いジーンズを買ったんです。

その時彼が、

「何年か後にジーンズを見返すと、ああこの傷はあの時のとか思ってすごい思い出深くなるんだよね」

と言っていました。

ぼくはこの言葉を聞いて

「ふ、ふくおたくぱねぇよくわからん

と思ってしまったのですが、今思えばぼくは同じことを自分の鞄に感じています。

成長するのは自分だけでなく、物も一緒。

何かいいきっかけや、踏み出す一歩がある時は長年愛用できそうなものを一緒に買ってみるのも良いかもしれませんね。

きっと自分のことのように思い出を語るきっかけになると思います。