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いつまでもアフタースクール

放課後が待ち遠しかった学校生活。ぼくにとっては今も放課後。だから楽しく生きていけます。主にオピニオン、10代20代への起業論を発信していきます。

起業で失敗するなんて当たり前なんだからもっと楽しみなよ?

起業論

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こんにちはぶんたです。
ちょっと突発的にぼく的な起業論について書きました。

というのも先日こんなことがあったんですよ。

 

 

ぼくは今いくつかの事業をやっていて、その中のひとつにケータリング事業があります。

ただこれ、結構体疲れるし、一回に出ていく金額が大きいからキャッシュフロー考えるのもダルいし、在庫管理とか、バイトの調整とか正直大変です。

イベントの運営も込みだったりするともう死んでしまうのかと思うくらい消耗します。

 

それでもなんだかんだ3年半続けています。そんなに大変ならやめれば?とか言われたりもしますけど、なんだかんだ続けている理由がひとつだけあります。

この商売本当にイレギュラーが多いんです。

起業のリスクって結局なんなの?

少し話は変わって。

みなさん起業のリスクって何を思い浮かべますか?お金を失うこと?時間を削ること?つまり事業に失敗すること?人それぞれあるかなーって思います。

ぼくが考える起業のリスクは停滞に気づけないことです。

ぶっちゃけお金がなくなったりとか、無駄なことに時間を費やしてしまったりとか、事業に失敗するなんて当たり前なんすよ。特に始めたてはそんなんばっかです。海に放たれた淡水魚の如くもがき苦しみ時には死に至ります。っていうかそんなの当たり前。

 

国税庁の調査によれば、現在の会社生存率は5年後で14.8%、10年後で6.3%だそうです。

もし資金がショートしたり、事業が失敗したり、そんな理由で会社の死=倒産を迎えるとしたらそれはごくごく普通の事です。

だってこれ100社あったら10年後6社しか残ってないんですよ?当たり前のことじゃないですか?

 

だから事業が失敗したりとか、資金がショートしたりだとか、借金を背負ったりだとか、そんな些細なことはもうリスクでもなんでもないんですよ。

起業するなら当たり前。言うなれば必要経費みたいなものです。問題はそこではないんです。

起業が失敗する理由

失敗の理由を考えてみましょう。

資金ショートの理由

キャッシュフローを考えない経営。黒字倒産などはまさにそうですね。あと起業仕立てでありがちなのは計画性の無さと社長になった傲慢ですね。あなたのお金はもうあなたのお金ではないんです。「法人」という法のもとにある人のものなんです。

事業の失敗における負債

経営戦略の柔軟性の無さ。考えて考えてイケる!!と思った戦略が弱いわけでは必ずしもありません。問題はそこじゃない。人間が関わっている以上全てのものは生き物です。そこへの視点が薄すぎる。

 

事業をスケールさせていくにあたって、大まかな失敗はこの2つだとぼくは思っています。そしてこれって起業家なら必ず通る道だと思うんです。そのくらい当たり前のこと。例えば、デスクワークを続けている人に腰痛持ちが多かったりとかそういうレベル。起業に付き物なんですよ。

仮にあなたが酷い腰痛持ちの事務員さんだとしましょう。なにもケアしてこなかった故に最近は仕事に支障が出る程の痛みを発しています。「このままじゃまずい...」と感じたあなたが取る行動は?「整体に行く」「会社に伝えて仕事内容を変えてもらう」「転職して業種自体を変えてみる」と、こんな感じでいくつか考えると思います。生きていくには必要ですからね。当然の行動です。

ここまで来たらなんとなくわかると思うのですが、起業家という仕事に対して、世間一般で言われているリスクなんて本当に当たり前のことなんですよ。その視点がない人がこうしてどんどん撤退していく訳です。

彼らは起業家として生きることをやめたんです。方法なんていくらでもあったはず。腕がもがれるとわかっていてほっておいたら死にますよね。思考を停止し停滞してしまったことが彼らの最大の汚点であり的中したリスクです。困難や失敗を当たり前だと思えなければ、知らぬ間に停滞し、死に至ります。これを自覚しているのとそうでないのとでは成長速度に雲泥の差があります。仕事も法人も日々成長するべき生き物なんです。

起業家よ、臆病であれ

起業する若者に向けて「失敗を恐れるな!」という体育会系のアドバイスをよく聞きますが、ぼくはこれ少し違うのじゃないかと思います。だって失敗するの恐くないですか?ぼくは恐いです。出来ればしたくないし。

そもそもリスクマネジメントの出来ない経営は先に続きません。あくまで失敗のパターン、成功のパターンを見据えた上で動いていくべきです。しっかりと「失敗を恐れる」からこそ、訪れる失敗の可能性へ最善の予防策を立案出来ます。

ぼくが今まであった経営者の方はものすごく大胆に見えても、実は慎重に事業を進める方が多かったです。やっぱり誰だって失敗やリスクは恐いんですよ。

成長のコツは失敗を楽しみ、そして増やすこと

恐くてもとにかく失敗しよう!

それでは本題。起業をして成長していくコツ、つまり停滞しない為にはどうすればいいのか。それは至極簡単です。どんどん失敗すればいいんです。毎日のように失敗してください。

「いやいや失敗はしたくないんでしょ」ってさっきの流れだと思うかもしれません。もちろん先程書いたようにぼくだって失敗はしたくないです。でも失敗するのは起業にとって当たり前なんです。デスクワークの腰痛と同じなんです。そして失敗が起業家の1番の成長の元です。

PDCAサイクルという言葉を聞いたことがありますか?PLAN→DO→CHECK→ACTIONの頭文字を取った有名な思考のフレームワークですね。こちらの詳細は省きますが、計画して、実行し、検証し、改善する。失敗と成功はこの中のCHECKを表します。行動した結果を失敗と成功で分析して、改善要素を考案する。そうする事で次に同じ失敗を生まないよう人は学習していきます。つまりPDCAサイクルを三次元的に高速回転させるのが成長への1番の近道です。

また成功から学べる要素は不確定な事が多かったりします。例えば何度も例に出してる腰痛を「失敗=腰痛持ち」「成功=腰痛なし」と仮定しましょう。同じ部署で働いているBさんは腰痛持ちのAさんと全く同じ仕事をしているのにも関わらず腰痛が無いです。それはなぜでしょう?もちろんヒアリングすれば色々な可能性が浮かび上がってくるかもしれませんが、それはなんだかふんわりとし過ぎています。「からだが柔らかいからかなあ」と言われてもAさんとしても何だかよくわからないですよね。成功の1番恐ろしいところは自覚していない成功なんです。なぜそうなったかがわからない。こういうの結構多いですし、なんとなく運がいいからかな!とか思っちゃうことありますよね。本来はそんなわけないんです。成功にも失敗にもしっかりと必然性があります。成功の高揚感が検証を鈍らせるんです。

だからこそぼくは失敗しまくることをおすすめします。どんどん失敗してください。そしてどんどんPDCAサイクルを回してください。仮に成功したとしてもその影に隠れた小さな失敗があるはずです。それをすべて拾い上げてください。もうその失敗を生まないように改善策を立てましょう。

失敗した時のメンタルの保ち方

それでも失敗続きだと、少しずつモチベーションも落ちてきたりします。自分は何をやってもダメなんじゃないか。そう感じてくる時もあると思います。しかしその思考は停滞のサインです。焦らず冷静に対処しましょう。

ぼくも何をやっても失敗続きな時期がありました。過去にWEB製作会社で取締役をやっていた時のことです。社内のマネジメントミスで意思疎通が遅れ、取引先からは怒鳴られ、部下のモチベーションはだだ下がり。結局、やっとの思いで手に入れた案件は水に流れ...

この時は本当に凹みました。自分の無力さと詰めの甘さを実感し、かなり落ち込んでいました。

しかしそれでも会社は続けなきゃいけないんです。自分が落ち込んでたらダメなんです。自分ひとりのモチベーションがクライアント、社内の人間、そして1番自分に跳ね返ってくるんです。だからこそすぐに気持ちを切り替えないといけない。

この頃からぼくは失敗した時は「人生のどん底」を意識するようにしています。どん底、つまり一番下の底辺です。人生最悪の状態です。

どん底と聞くと余りよくないイメージですが、逆に考えてみてください。一番下ならもうこれ以上、下はないんですよ。つまりこれ以上最悪にはならないんです。あとは「同じ」か「上がる」のみ。そして意識した時点でモチベーションは上がっています。「こんだけ悪いことがあったから、あとは良いことしかないじゃん!めっちゃ楽しみ!!」そう感じることです。

失敗はつまらないことでも残念なことでもありません。失敗は楽しいことです。あなたの失敗はあなただけの失敗です。せっかくですから独り占めしてとことん楽しみましょう。失敗する→どん底に陥る→つまりこれからは楽しいことしかない!この心がけだけで失敗をすることが楽しくなってきます。さあどんどん失敗を繰り返しましょう!これからはもっと面白い失敗がたくさんやってくるのですから。

失敗を増やす事業の特徴

ぼくがケータリング事業を続ける理由がここにあります。とにかくイレギュラーが多いんです。予測不可能な事態は日常茶飯事です。今回は発電機の故障でしたが実は先日、高速道路で死にかけました

 

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こちらがその時の画像。荷台の重さに耐え切れずにリーフが沈み、タイヤが車体と接触して凄まじい音を立てて車が止まりました。幸い、左車線にいたので、減速に合わせて端に止めることが出来たのですが、右車線走ってたらたぶんぼくはこうして記事を書いていません。大型トラックビュンビュンでした。

こんな感じでマジでイレギュラーだらけなんですよ。飲食はただでさえ管理することが多い事業ですが、そこに車での移動やら、店舗外営業の都道府県別の特殊な知識やら、掛け合わせることが多すぎて本当に管理が大変です。

それだけでなく営業、バイトの管理、天気や来客数の予測、在庫の管理、機器のメンテナンスなど挙げだしたらキリがないですが、こういった複合系の事業や初期投資が低い物販系の事業はあとあとの管理がめちゃくちゃ大変です。軽い気持ちで始めようって人には断固としておすすめしません。

しかし、この失敗だらけのイレギュラーな事業を乗り越えてこそ、問題解決能力が養われ凄まじい速度で成長していきます。管理の大変な事業は失敗と成功を続々と生み出し、成長速度を早めてくれるのです。3年半続けていても未だに予測できない事態が起こるのは本当に面白いです。

もしさらなる成長を企てるなら、自分にとって少し難しいと感じる事業を始めてみてください。ぼくは数字やディレクション管理は得意な方ですが、BtoCの接客や車関係の知識は正直苦手です。ひとつの事業に得意と苦手が共存することで、自分の能力以上の管理義務が生じますし、失敗と同時に成長の源になるのです。

失敗が信頼をつくる、誰かのせいにするのはやめよう

そんなに失敗しまくってたら周りの信用ガタ落ちじゃないの?と思った方へ。大丈夫です。リスクマネジメントをしっかりとしていればそんな状況には陥りません。失敗に対する最大のリスクマネジメントは絶対に誰かのせいにしないこと。これに尽きます。

クライアントに迷惑をかけたらしっかりと謝る。自分の管理能力が低かったことを素直に認める。仲間の期待に添えられなかったら、誠心誠意対応する。

これだけはしっかりと守ってください。「ああ、しっかり反省してるんだ」と思ってもらえればこれからもよろしくなと仕事をもらえることもあります。というかこのケース結構多いです。ピンチはチャンス。失敗を成功に繋げるための唯一の方法です。

まとめ

  • 起業のリスクは停滞すること
  • 起業の失敗は当たり前
  • 失敗をとことん恐れろ
  • 失敗を増やし、楽しみ、どんどん成長しよう
  • 自分の管理能力に合わない事業は成長を早める
  • 多くの失敗が大きな信頼を培うこと

今回は以上のことについて、失敗を軸に書いてみました。起業は本当に面白いです。成功だけでなく失敗を楽しめる人がどんどん成長していきますよ。

 

ちなみに

お気づきの方もいるかもしれませんが、一番最初のツイート。動揺して「1800wクラスの初体験」って書いてます。正しくは「発電機」ですね。どんな初体験だよ。。。こういう小さな失敗も楽しいものですね。