エンジニアを悩ませるデスマーチとは?原因や回避方法を徹底して解説する

エンジニアであれば必ず避けたいものであるデスマーチ。デスマーチに悩まされているエンジニアもいるかと思います。

もし今あなたがデスマーチの真っ只中である場合には、すぐさまに原因や回避方法を得たいはずです。

この記事ではそのデスマーチの原因・回避方法を徹底して解説していきます。

(すぐに原因・解決方法がお知りになりたい方は、「」へ飛んでください。)

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エンジニアを悩ませるデスマーチとは?

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エンジニアを悩ませるデスマーチ、誰もができれば経験したくないものです。

先輩エンジニアから武勇伝のように聞かされたこともある方も多いでしょう。

デスマーチは、一言で言えば「プロジェクトにおいて過酷な労働状況」のことを言います(※Wikipedia参照)

多くの場合は長時間の残業、徹夜・休日出勤が状態化し、プロジェクトメンバーに過重労働を強いらざるを得ず、通常の勤務状態で成功する可能性が低いプロジェクトになります。

具体的にどのような状況か紹介していきます。

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1ヶ月の労働時間が400時間になることも

デスマーチによっては1ヶ月の労働時間が400時間になることも!

所定労働時間が1日8時間、月160時間前後とすると、その2.5倍もの労働時間となります。

1日20時間も働いていることになり、本当の意味で「デスマーチ=死への行進」と言えるでしょう。

いくら若くて体力がある方でも毎日20時間働き続けるのは真っ先に健康を害するでしょう。

帰れないのは当たり前。寝られず、風呂にも入れない

デスマーチ期間中は会社から帰れないのが当たり前の状態となります。

会社に寝泊まりするのはもちろん、寝られず、風呂にさえも入れない。

そんな状況になるのがデスマーチです。

最初は終電で帰宅できていたのが、次第に会社に泊まるようになり、気づいたら1週間以上帰宅していない。。

なんてこともデスマーチでは起こります。

デスマーチが起こる原因は?

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次にデスマーチが起こる原因を挙げていきます。

開発期間の甘い見積もり

デスマーチが起こる原因の1つとして開発期間の見積りが甘いことが挙げられます。

見積りが甘いのはプロジェクトマネージャーの力量不足であったり、また大手企業の条件を鵜呑みにせざるを得ない事情があったりと、原因は様々です。

しかし通常であればどうやっても定時内で終わるはずがない開発プロジェクトが、なぜか実行されてしまい、そのしわ寄せが大きく現場に来ることになります。

エンジニアの人員不足

エンジニアの人員不足もデスマーチの原因となります。

開発規模と期間の割にそもそものエンジニアの人員不足で、最初から残業ありきでプロジェクトが組まれていることがあります。

このような場合、少しでも要件が変更になったり修正が入ったりすると、どんどんプロジェクトは火の車。

デスマーチと化していき収集がつかなくなってきます。

予算の不足

予算の不足もデスマーチの原因です。

予算不足ゆえに人員を増員することもできず、優秀なエンジニアも雇うことができない。

今いる人達だけで予算内に無理やりプロジェクトを進めることでデスマーチと化していきます。

営業が仕事を受注するために無理な予算でも「できます」と答えてしまうことによって、始めからデスマーチ確定のプロジェクトというケースもあります。

急な仕様変更の応対

急な仕様変更への応対によってデスマーチと化してしまうこともあります。

既にプロジェクトが50%以上進み、基盤となる部分の開発が終わってるにも関わらず、それを覆すような仕様変更が入る。

しかもなぜか納期は最初のまま。

その時点でデスマーチが確定してしまいます。

仕様変更が入ったら納期も一緒に伸ばしてもらえればいいのですが、必ずしも毎回そうとは限りません。

複数回に渡るリテイク

出した成果物が複数回に渡ってリテイクされるとデスマーチとなります。

通常であれば1回で終わったものが、何回にもわたって修正が入り、結果納期まで短くなりデスマーチになる。

修正回数を指定しておけば防げることです。


しかし、クライアントとの窓口となっているプロジェクトマネージャーなどがヒアリング不足や、要望の確認不足であったりすると何度も修正が入りデスマーチとなります。

デスマーチが頻発する根本的な原因は「職場」にある

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もしあなたのいる会社ではデスマーチが頻発している場合、その根本的な原因は「職場」にあります。

以下ではデスマーチが起こる職場の特徴について説明していきます。

デスマーチが起きやすい職場の特徴

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デスマーチが起きやすい職場の特徴

クライアントや外注先に依存している

クライアントや外注先に依存している職場はデスマーチになりやすいです。

どうしてもクライアント・外注先に依存しているままだと、クライアントや外注先の言いなりになりやすくなってしまいます。

強く出ることができずに、無理な要望に対してもNOと言えずに引き受けてしまう。

結果デスマーチになることが多いです。

組織のトップが現場の状況を把握していない

組織のトップが現場の状況を把握していない場合もデスマーチになりやすい職場と言えます。

トップが職場を見ずに、自分のその時の気分でどんどん案件を取ってきて、後は現場に丸投げする。

現場がいくら疲弊していても見向きもせず無茶な労働を強いる。

そんな企業はさっさと逃げた方がいいと言えますが、現場を顧みないトップがいる企業は要注意です。

常にエンジニア人員や予算に余裕がない

常にエンジニア人員や予算に余裕がない職場もデスマーチになる危険性があります。

ギリギリの人員でプロジェクトを進めていくことになり、一度問題が起こるとすぐにデスマーチ化してしまいます。

予算に余裕がないため、その分コストがかからないように非常にタイトなタイムスケジュールを組んでることもあります。

予算や人員が常に足りていない企業は、ほぼ全手のプロジェクトがデスマーチ化する可能性があると思ってよいでしょう。

ただし、デスマーチになることを見越して案件を受けることも…

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デスマーチになることを見越して案件を受けることもあります。

それは「戦略的に」案件を受注する場合です。

新規の企業からなんとかしてシステム開発を受注したい場合や、今後もその企業から継続的な受注が見込める場合、
デスマーチ覚悟で受注することがあります。

今後の付き合いや、保守運用で任せてもらえるなら、という条件で受注してしまうケースもあります。

ただ既に通常の開発スケジュールと予算では到底終わらない案件に最初からなってしまっていて、
デスマーチ必至となることになります。

デスマーチを避けるためにもエンジニアとしての働き方を見直そう

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デスマーチを避けるためにもエンジニアとしての働き方を見直すといいでしょう。

あまりにも長時間労働、残業が常態化している企業に長く勤めていると、それが普通になってしまいます。

しかし健康を害するリスクも高まりよくはありません。

実はデスマーチに追われないエンジニアもいます。

デスマーチに追われないエンジニアの働き方

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以下にデスマーチに追われないエンジニアの働き方をご紹介していきますので、参考にしてみてください。

社内エンジニアとして働く

1つは社内エンジニアとして働くことです。社内エンジニアの場合は各部門長が話し合い、1年単位でスケジュールを組み立てます。

この年間のスケジュールを基に仕事を進めてはいきますが、緊急の要望があれば、優先順位を付けて対応できます。

納期や業務量の調整がしやすく、残業を抑えたり自分でコントロールがしやすいのが特徴です。

よってデスマーチにはなりにくい環境と言えます。

WEB系エンジニアとして働く

Web系エンジニアとして働くのもデスマーチに追われずに働きやすいと言えます。

その理由として一つはWeb系エンジニアは自社サービスの企業で働く人が多いこと。

自社サービスの場合、納期よりもプロダクトの質の向上に重点が置かれるため、無理やりなスケジュールでプロジェクトを組むことがあまりありません。

またWeb系の開発は、Sierと比べても小規模なシステムに終始することが多く、そこまでデスマーチになりにくいという点も挙げられます。

フリーランスエンジニアとして働く

その他の道としてはフリーランスエンジニアとして働く道もあります。

フリーランスエンジニアとして働くのもデスマーチになりにくいです。

常駐していたとしても、正社員ですので労働協定の対象外となります。

また契約を綿密にすれば、働いた分請求もできるため、予算の観点でもデスマーチに巻き込まれにくいでしょう。

デスマーチが原因で転職・独立しても大丈夫?

デスマーチが原因で転職。独立しても大丈夫か、不安に思う方もいるでしょう。

これからデスマーチが原因での転職や独立でも大丈夫です。以下から理由などをお伝えします。

デスマーチが頻発する職場から今すぐ転職すべき理由

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デスマーチが頻発する職場から今すぐ転職すべきです。

度重なるデスマーチは心身の健康を損なうから

度重なるデスマーチは心身の健康を損ないます。

労働時間が月300時間を超えると脳や心臓疾患による健康障害や過労死のリスクが高まります。

働けるのは健康な体があってこそ。健康を害する働き方をしていては人生そのものが台無しになってしまいます。

デスマーチを経験してもスキルは伸びないから

デスマーチを経験しても大してスキルは伸びません。

デスマーチはとにかく案件を終わらせるために長時間労働になってしまっている状態です。

そこにはよりよい技術を使って製品の質を高めようという意識も芽生えず、ただひたらす炎上中の案件を消化する作業となります。

技術にこだわるよりもとにかく終わらせることが目的となり、技術力の向上は見込めません。

またそもそも学習時間の確保も困難になり、プライベートの時間を使ってのスキル向上も難しいでしょう。

今後もデスマーチが繰り返される可能性が高いから

デスマーチが既に体質となってしまっている企業もいます。

ほとんどの案件がデスマーチと化してしまい、それが常態化してしまっている企業は要注意です。

そういった企業では一つの案件では済まず、デスマーチが継続する可能性が大です。

先ほど言ったようにデスマーチは心身の健康を損ねます。

一刻も早くそのような職場からは逃れた方がいいでしょう。

デスマーチをキッカケに転職・独立して成功した事例

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デスマーチをきっかけに転職・独立して成功した事例は多いです。

デスマーチを経験している最中、ある日突然涙が止まらなくなったAさん。

当初はなぜだか分かりませんでしたが明らかに自分の状態が異常だということは察知していました。

そこから休職・退職をし、半年ほど療養生活を送ります。

その間はとにかく何も考えずにひたすら心の赴くままの生活を送っていたと言います。

そうしている内にまた働きたい意欲が芽生え、今度は今までとは違うスタートアップの会社に転職しました。

前職とは違い、現在彼は生き生きと働いています。

自社サービスを開発・運用する会社で、自分が作ったものの反応がダイレクトに伝わってくることにやりがいを感じているそうです。

エンジニア転職を考えたらまず転職エージェントに相談を!

このように、デスマーチを経験している、またはデスマーチから今すぐ逃れたい方は、転職という道も考えた方がいいでしょう。

ただデスマーチでの転職活動は時間的観点からもほぼ不可能に近いでしょう。

またそのような環境で長く働いていると正常な思考も保てなくなります。

まずは一旦デスマーチ中のプロジェクトや企業から距離を置くためにも、第三者の意見を聞くことも大切です。

転職先の情報を多く持っている転職エージェントは、親身になって相談にも乗ってくれ、狭い視野を広げてくれる機会にもなります。

まずは転職エージェントに登録して相談するところから始めていきましょう。


以下おすすめの転職エージェントを紹介していきます。