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借金の返済計画の立て方を実際の計画表をもとに徹底解説!借金返済を早めるコツとは?

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「借金返済に終わりが見えない・・・」

「どんなに返済してもなかなか減らない」

こういった借金の悩みを抱えて毎日悶々と過ごしてる人も多いはず。

とくに利息の高い借金の返済はどんだけ返してもなかなか減りませんよね。

「借金を完済するには、返済計画を立てよう!」と言うのはよく聞きますが、実際に返済計画の立て方を見ても詳しい返済計画の中身まではイマイチぴんと来ずに、めんどくさいと感じる人も多いのでは?

 

でも実は、自身の今の借金の状況を1つ1つ整理していき、毎月の返済額と残高を書き込んでいくだけの簡単な作業なんです。

そこでこの記事では、実際に借金返済中である私の、返済計画の中身をまるっと公開します。

  • 返済計画表を作るまでの流れ(返済計画の立て方)
  • 実際に立てた返済計画表をそのまま公開
  • 計画中に気づいた返済を早めるコツ

こういった借金の返済計画の具体的な内容を実例をもとにお伝えするので、「返済計画の立て方が分からない」というあなたは是非参考にしてください。

借金返済計画表を作るべき理由

返済計画を作ることで、「借金の総額」「毎月の返済額」「後どれくらいで返済できるか」など自分の現在の状況を客観的に見れるため、借金の返済に前向きになれます。

わかりやすく言うと、マップみたいなものです。

登山をイメージするとわかりやすいかもしれません。

  • 山の頂上=完済
  • 現在地から頂上までの道のり=借金の総額
  • 1時間でどのくらい歩けるか=1ヶ月でいくら返済できるか
  • 頂上までの残りの道のり=借金残額

山の頂上まで登るには地図がないとたどり着けないですよね。
現在地がどこで頂上がどこなのか把握しないまま、自分の感覚を頼りにしていては道に迷ってしまい、最悪、遭難してしまいます。

借金で言えば、自分が今いくら借金があるのか分からず、完済が見えない状態で毎月なんとなく返して行ってたはずが、資金が追いつかなくなって来た状態ですね。

完済というゴールがあるにも関わらず、そこへの行き方が分からないまま突っ走っても目的地にたどり着くことはできません。

完済に辿り着くまでの地図こそが返済計画表です。

返済計画表を作るための8つのステップ

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なぜ返済計画表が必要なのか理解したら、実際に私が私自身の借金の返済計画表を立てる様子を紹介していきます。

返済計画の立て方を順番に説明していきますので、あなたも紙とペンを用意して実際に返済計画を立ててみてください!

完済Step1 すべての借金総額を書き出す

まずは、全ての借金総額を把握します。

私の借金総額が以下です。

借入先 借金額 利率
SAISONカード 75万円 18%
楽天カード 30万円 0%
セディナカード 25万円 18%
オリコカード 15万円 6%
ジャックス(車ローン) 150万円 4.8%
合計 295万円

※端数はすべて繰り上げています。

楽天銀行に関してはショッピングでの借金でしたが、電話で相談したら今まで滞りなくお支払いしてたことを考慮して利息0にしてもらえました。

Step2 まとめられる借金はないか確認

私の場合、5社に借金をしているので、まとめられるのであればまとめるのが理想です。

ただ、現在は正社員ではないこともあり、おまとめローンの審査が通らずおまとめすることはできませんでした。

もし、ここでまとめられるとしたら、利息の高い、

  • SAISONカード
  • セディナカード

の2つをまとめるのが理想です。

楽天銀行は利息0ですし、オリコカードは利息がそこまで高くなく、まとめると逆に高い利息になってしまう可能性があるので合算しません。

ただ、オリコカードの毎月の返済額が収入に対して負担であれば、オリコカードもおまとめ検討した方が良いです。

私の場合、オリコカードの毎月返済額は今のところ5,000円のみなので、除外します。

Step3 複数社の借金があるなら利息の高い順に優先順位をつける

おまとめができたら、利息の高い順に優先順位をつけていきましょう。

私の場合、おまとめができないので、元の借金をそのまま順位付けしていきます。

順位を付けると以下のような感じです。

優先順位 借入先 借金額 利率
1位 SAISONカード 75万円 18%
2位 セディナカード 25万円 18%
3位 オリコカード 15万円 6%
4位 楽天カード 30万円 0%

※車のローンはまた別で考えていきます。

「利息が高い」かつ「借金額が多い」順に順位付けしました。

もし、利率が低くとも借金額が多い以下のような場合は、オリコカードの順位を上にして、オリコカードの借金残額がセディナカードの借金額に近づいて来たら優先順位を変えましょう。

  • セディナカード :25万 18%
  • オリコカード: 40万 15%

というのも、25万に対する18%の利息と40万に対する15%の利息では、利率が低くても借金額が多ければ、実際に払う利息は利率が高い方よりも多くなります。

 

例えば、以下のような感じです。

【どちらも月1万円の支払いの場合】

  • セディナカード 25万 18%
    支払い総額315,677円 利息65,677
  • オリコカード 40万円 15%
    支払い総額557,950円 利息157,950

実際に計算してみると、イオンカードの方が利率が低いにも関わらず利息の支払い総額は大きくなってますよね。

※この計算は自分が借金をしている会社のホームページの返済シュミレーションで利率や借金額を入力して計算できます。

Step4 何年以内に完済したいのかゴールを決める

順位を決めたら、何年以内に完済したいのか先にゴールを決めておきます。

登山で言えば、何時までに頂上に着くか決めるイメージですね。

私の場合、これを1年以内に返済したいと考えています。

車のローンは2年以内に完済できれば良いかなと思っています。

 

というのも、息子があと1年半ほどで小学生になるためその前に一旦全てを綺麗にしたいと考えてるからです。

できるだけ短い期間で返済できればそれは良いことではありますが、3〜5年以内で完済できる計画が立てられると良いですね。

Step5 完済したい期間から逆算して月にいくら返済すれば良いか考える

私は1年と決めたので、上記の145万(車ローンなし)を1年以内に返せるように月々の支払い額を調整します。

利率を含めない計算でも、
145万÷12ヶ月=120,833
なので、最低でも毎月12万円は支払わなければなりません。

とはいえ、利率がないと意味ないので、正確に利率を含めて計算すると毎月の返済額は以下のようになりました。

借入先 毎月の返済額
SAISONカード 68,760円
セディナカード 22,920円
オリコカード 14,119円
楽天カード 25,000円
合計 130,779円+車ローン40,000円

ですがこれでは、利息のない楽天銀行が利息のあるセディナカード、オリコカードよりも返済額が大きいのでもったいないです。

利息が高いのから先に払った方が最終的な支払い総額も少なく済みます。

なので、ここを次でうまく調整していく必要がありますね。

 

また、先ほど決めた月々に支払える金額を上回ってしまっているので、この部分を臨時収入(ボーナスや児童手当)でどうにか出来ないのかも合わせて考えなければいけません。

Step6 収入と支出を照らし合わせて返済にあてられる金額を確認する

現在の収入は、主人も合わせて、大体手取りで月40万ほどです。

その中から毎月、借金の返済に充てられる金額は15万円

残りの25万は毎月の固定費の支払いや生活費になります。

この15万円の中からあらかじめ車のローン40,000円を引いてその他の借金返済に回せる金額は11万円

 

11万円の内訳は以下のような感じで、先ほど決めた優先順位の高かった順に毎月の返済額の割合を多めに割り当てました。

借入先 毎月の返済額
SAISONカード 7万円
セディナカード 3万円
オリコカード 5千円
楽天カード 5千円
合計 11万円

これだけでは1年以内に返済できないので、さらに臨時収入(ボーナスや児童手当)も加算していきます。

児童手当が2月6月10月に10万円ずつ入るので、2月6月10月は+80,000円上乗せして先ほど優先順位が1番高かったSAISONカードの返済に充てようと思います。

SAISONカードは借入額が大きい上に利息も高いので一足早めに返済したいという考えです。

2万円は念のため貯金用にとっておくことにしました。

児童手当は本来子どものための手当なので、借金の返済に充てるのはちょっと・・・と思ってしまう方もいると思いますが、もし児童手当があるなら借金の返済にあてて早急に完済するのが先です。

周りの意見は気にすることはありません。

子どもがいなく、児童手当がない場合は、ボーナスなどを加算すると良いですね。

私もボーナスも12月と7月にあるのですが、額がハッキリと決まっていないため今回は考えないものとし、そのまま貯金に回すことにしました。

Step7 2〜3年の間に大きな出費はないか考える

私の場合、この2〜3年の中で今のところ考えられる大きな出費は、

  • 子どもの小学校入学にかかる費用
  • 車の車検

この2つです。

 

ですが、どちらも1年半後にかかってくる費用のため、借金返済後の半年で貯めれば大丈夫かなという感じなので、特に考えません。

ただ、借金返済期間と大きな出費が被っている場合、毎月借金に充てられる金額の中からこの分を引いておきましょう。

 

例えば、毎月8万円返済に充てられるとします。

2年後に30万円の大きな出費があるとしたら、月々12,500円貯めておけば間に合うので、8万円から12,500円をひいて、67,500円が借金の返済に充てられます。

大きな出費にあらかじめ備えておかないと、またその時になって借金を重ねてしまう事になるので注意してください。

Step8 返済が困難な場合は債務整理を検討してみる

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上記の流れで返済計画を立ててみて、どうしても3〜5年以内に借金が返せる目処が立たなければ、債務整理を検討するのも良い選択です。

借金額によっては、どう頑張っても返しきれないケースももちろんあります。

債務整理後の返済期間も3〜5年と定められてるため、自身で返済計画を立ててみて3〜5年で返済できなければ債務整理をした方があなたの精神面的にも良いでしょう。

お金の問題は思ってる以上に自分の余裕をなくし、色んなものを犠牲にして生活していくことになるので、何年も苦しむのはあまり得策ではありません。

1度債務整理をして再スタートを切る方が今後の生活のためにも良いです。

もちろん、

  • 病気で働けなくなった
  • 災害で返済の目処が立たない
  • 会社が倒産してしまった

など、借金の理由によっては、返済計画を立てるまでもなく、すぐにでも債務整理を検討した方が良い場合もあります。

借金の返済が困難な場合は、後ろめたい気持ちもあるかもしれませんが、1度、弁護士の無料相談でお話ししてみても良いかもしれません。

東京ミネルヴァ法律事務所blankでは、簡単な質問に答えるだけであなたにあった債務整理の方法を教えてくれ、その後、無料で相談できる弁護士を紹介してくれます。

返済計画を立てても返済の目処が立たないあなたは1度相談してみてください。

実際の借金返済計画表を公開!

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では実際に、先ほど立てた私の返済計画表をそのまま公開します。

借金返済計画表
※画像をクリックすると実際の計画表が確認できます。

車のローンのみ2年で完済予定なので、1年後の借金残額1,089,190円を1年で完済する計画を立てたものが表の2枚目にあります。

臨時収入を追加したらなんとか予定通りになりました。

この通りに返済していけば、1年で完済です!

こちらの表はこのリンクで無料公開しています。

具体例で徹底解説!借金の返済を早めるコツとは?

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返済計画のポイントは、優先的に支払いたい借金を除いて、毎月の支払いを最低額に設定しておくことです。

これは意外かもしれませんが、毎月払う支払いを最低額で設定しておくと調整がしやすくなります。

例えば私の場合、

  • SAISONカード :70,000円
  • セディナカード :30,000円
  • オリコカード :5,000円
  • 楽天カード :5,000円

このような感じです。

私の場合、楽天銀行は利息が0なので最低支払額の5,000円のまま進め、オリコカードも比較的利率が低いので5,000円のまま設定しました。

こうすることにより、利息が高いものに充てられる返済額が増えるので、早めに完済することができます。

利息が高いもの(セゾンカードとセディナカード)の支払いが終われば、その分をそのまま最低金額で設定したオリコカードと楽天カードに回すことができ、完済を早めると同時に支払い総額も少なく済みます。

 

というのも、支払いが長引けば長引くほど利息が膨れ上がりますし、逆に早まれば利息も小さくなるためです。

大体の借金は後からATMで自分で振り込むことができるので、最低金額に設定したオリコカードと楽天カードは上乗せして、ATMからお支払いします。

 

もし、ATMでの振込ができない場合は銀行振込でのお支払いでも大丈夫ですし、支払う分を貯金しておいて、残額と同じ貯金額になったタイミングで一括お支払いして完済しましょう。

今回の返済計画では、借金総額が車のローンを合わせて295万でしたが、実は1年前までは485万円ありました。

借入先 借金額 利率
SAISONカード 100万円 18%
楽天カード 36万円 0%
イオンカード 60万円 18%
オリコカード 27万円 6%
セディナカード 62万円 18%
ジャックス(車のローン) 200万円 4.8%
合計 485万円

1年前から現在までの1年間で200万円近く返済しています。

200万円近くの借金を1年で返済したコツを「1年で200万の借金を返済した方法。当時の家計簿内訳を公開!」で詳しく紹介しているので、合わせて読んでおいてください。

早く借金を完済し毎日悩むことなくすっきりした生活を送りたいものですね。

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