あの時のチロルチョコは、もう買えない。 | いつまでもアフタースクール
【経験者が解説】転職保証付きプログラミングスクールの実態を本音で解説

あの時のチロルチョコは、もう買えない。

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

f:id:bun1125:20171001144534j:plain

先日Twitterでもつぶやきましたが、僕この前チロルチョコを買ったんです。

180個。大人買い?

 

駄菓子屋で買ったチロルチョコ

なんでチロルチョコを買ったかと言うと、僕、子供の頃チロルチョコがめちゃくちゃ好きだったんですよね。

 

小学生の頃、少ない小銭を持って、自転車で40分かけて行った隣町の駄菓子屋さん。

そこにはたくさんのお菓子が並んでいて「これを全部買えたらすごく楽しいだろうな」とか考えつつ。

手に握った300円を上手く活用して、できるだけ多く、できるだけ色んなお菓子を、それでいて好きなものを買えるように工夫して。

60円のブタメンは手軽にカップ麺感を味わえるだけでなく、安くてお腹も貯まるから満足感もある。

わたぱちは100円でこの量か…少し高いから、30円のパチパチラムネにしよう。

 

そうやって、子供ながらにコスパを考えて駄菓子を買っていました。

チョコレートが好きだった僕は、苦渋の決断でチロルチョコを選んでいたのを覚えています。

だって、どう考えても他のお菓子と比べて高いんです。

あんなに小さいのに20円もする。

チロルチョコを3つ選んだらブタメンが買えてしまうんですよ!

 

それでも、1つだけミルクのチロルチョコを選んで葛藤しながら大好きなチロルチョコを買っていました。

 

Amazonで買ったチロルチョコ

そんなことを最近ふと思い出したんですよね。

高知に引っ越してから自然が近くにたくさんあって、アウトドアができるせいか、昔のことをよく思い出します。

寝る前に寝ぼけながらもAmazonをポチッと押して購入。

2日後、僕の家には子供の頃の僕からは想像できないほどの量のチロルチョコが届きました。

30個入り×6。180個のチロルチョコが入った箱が家に届きます。

食べたかったミルクのチョコレートを1つ口に入れると、あの頃感じた感動や苦渋の決断の末に手に入れた美味しさは何一つありませんでした。

 

僕は大人になったのか?

僕は「20歳を越えたら大人だ」とか思うタイプでも無いですし、世間で言ったら相対的に見れば大人かもしれない歳ですが、自分のことはまだ子供だと思っています。

僕自身が思う絶対的な評価の元では、まだまだ子供のつもりだったんです。

だったんですが、やっぱり感じてしまいました。

少しは大人になったのかもしれません。

いや、大人になったというよりは歳をとってしまったんでしょう。

子供の頃に感じていた感覚をもう取り戻せなくなっていました。

 

例えば、僕は昔嫌いだった食べ物を食べられるようになった時に「ああ、大人になったなあ」と思うことがあります。

小学生の頃食べれなかったうには、19歳の頃、恐る恐る食べてみて、美味しいと感じることができたし、嫌いだった納豆も、相変わらず好んでは食べませんが、少なくとも食べられるようにはなりました。

こういった変化がある時は素直に嬉しいなと感じます。大人になった証拠だなと。

 

しかし、今回みたいなケースはちょっと違います。

美味しいと感じていたチロルチョコ。

確かに美味しいんです。別にまずくなったとか好きじゃなくなったわけではありません。

でも何かが足りないんですよね。

あれだけ悩んで、やっとの思いで買ったチロルチョコと、僕が寝ながらAmazonでポチった大量のチロルチョコは全くの別物でした。

 

小学生の頃ほど、上手に経験を得ていたのかもしれない

僕は子供ながらに、お金を使って上手に経験を得ていたんだと思います。

お金を使う「工夫」を身をもって感じ、その「経験」をチロルチョコと一緒に食べていたんでしょう。

先日僕が口にしたチロルチョコにはそんな「工夫」も「経験」も一切ありません。

僕が口にしたのはただのチロルチョコでした。

 

人間は基本的には歳を取るに連れて、お金を稼ぎやすくなります。

高校生に上がる時にはバイトができるようになり、高校を卒業すれば働く人もでてきて、大学を出れば会社に入社し、ボーナスだってもらえます。

こうして手にしたお金を使って、買いたかったものや行きたかったところに行けるようになります。

 

お金は万能なツールです。

やりたかったことを叶え、そして昔できなかったことを実現させてくれます。

しかし、それがイコール幸せになるかどうかは全く別問題です。

僕にとっては、180個のチロルチョコよりも、300円という少ないお金を工夫して、やっとの思いで買うことができた駄菓子屋のチロルチョコの方がよっぽど幸せでした。

 

お金で幸せや経験は買えない。頭を使って手に入れる。

当たり前ですが、今感じる幸福と、小学生の頃に感じる幸福では全くレベルが違いますし、幸福に感じることもそれぞれ違います。

それでもハッキリと言えるのはお金では幸福や、あの時の経験は買えないのです。

たった20円のチロルチョコですら、こんなにも違うんですから。

 

しかし、今も昔も工夫したり、頭を使って手に入れた物や経験には必ず幸せがついてきます。

この幸せは、いくらお金を稼いでも買えません。

だから、お金を稼がなくても幸せになることはできるのです。

 

今回の経験から僕が考えたのは「人間は考えれば考えるほど幸福に近づいて、お金でそれを買うことはできない」ということ。

無理にお金で幸せや経験を買おうとしても虚しいだけなんです。

20円のチロルチョコがめちゃくちゃ美味しかったのは、その中に工夫や経験がたくさん詰まっていたから。

それをお金を払うだけで買えるなんて、そんなことできるはずもないんですよね。

 

もっと頭を使って経験を得られるように。そのためにお金を工夫して使えるように。

そんな自責の念も含めた振り返りでした。