3人に1人は5年後の未来に希望を感じないってどう考えてもまずいでしょ | いつまでもアフタースクール
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3人に1人は5年後の未来に希望を感じないってどう考えてもまずいでしょ

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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。

先週末から高知に行っていました。京都の学生団体と田舎体験をしたり、飲んだり、飲んだり、飲んだり、

いや。主に真面目な会でした。

 

今回も前回同様矢野大地さんのだいちハウスに泊まらせてもらったのですが、最終日、大地さんがとある大学で授業をするというので見に行ってきたんです。

大地さんについて簡単に説明すると、NPO法人ONEれいほくの代表理事で地域の活性化を中心に様々な事業を執り行っている方です。詳しくはブログでね。

 

そんな大地さんの講義でめちゃくちゃ危機感を感じたことがあったので今日はそれについて書いておきます。

3人に1人が5年後の未来に希望を感じない社会

先日大地さんがTwitterで行ったアンケートでこんなものがあります。

 

見てくださいこれ。3人に1人が5年後の未来に希望を感じないという結果。これに対してみなさんはどう感じますか?

(ちなみにぼくがリツイートしたところ「希望を感じる」が増えました笑 ぼくのフォロワーさんは活き活きとしてるみたいですね)

 

講義の前日このアンケートの話を2人でしていたのですが、ぼくらとしては本当に由々しき事態だと思っています。

うつ病一歩手前の人がこんなにいるんですよ。今は若者の3年以内の離職率が3割を越えていますが、正にこの結果が表しているものと同じですよね。

 

大学生へ同じ質問。まさかの結果に

講義当日。大地さんは授業の途中にこのデータを大学生に見せて同じ質問をしました。だいたい300人くらいの人数。その結果には驚きを隠せませんでした。

なんと半分以上、いや、むしろ7割近い人数が「将来に希望を感じない」と答えたのです。

 

どう思いますかこの結果。これからの社会を担っていく貴重な人材が、未来に希望を感じないんですよ。正直「これが現実なんだ….」とぼくは落胆しました。

 

どうして希望を感じないのか

さて、彼らはどうして希望を感じないのでしょうか。ぼくなりに考えてみたことがあります。

 

彼らには明確な役割や目標、夢、そして存在意義が無いのではとぼくは感じました。

なんとなく大学に入って、これからもなんとなく生きていく。流れに身を任せるように、きっとなんとなく企業に就職する。

この「なんとなく」という感覚が、彼らから希望を奪い去っています。

 

日本って学校制度も整っていて、誰もが平等に学を学べる場所がしっかりとあります。しかしこの均された社会は本当に良いものなのでしょうか?

ぼくは「平等」と唱え続けても一生そんな世界は訪れない。そう思っています。だってそうじゃないですか。資本主義の世界でみんな生きてて、できるやつはできて、できないやつはできない。それは誰しもがわかっていることです。

そんな世界は少し怖いかもしれません。競争が競争を呼び、いつも誰かに蹴落とされる葛藤と戦わなくてはいけません。しかしこれが本来の日本なのです。

 

そして「平等」という言葉に甘えると、簡単に「思考」と「行動」を奪い去られます。

大学に行く権利は誰しも平等に持っています。学問を学ぶ自由も平等にあります。そしてぼくらは「あいつも同じだから大丈夫だろう」という安易な考えに落ち着いてしまうのです。

気づいたらなんとなく生きて、なんとなく歳をとり、なんとなく死んでいきます。 

 

ぼくらが変えていけること

とは言え、平等という権利を奪うことはできません。いまさら士農工商なんてなるわけがない社会です。

だったら今の環境下でぼくらは自ら変えていかなければならないんです。社会で使わないような知識を蓄えるより、もっと大切なことが必ずある。ぼくはそう思います。

 

もしぼくが質問に答えた大学生で「このままだとまずいんじゃないか?」と少しでも感じていたら、高校を中退して起業したぼくからは3つ、心がけるべきことを提案しておきます。

 

  1. 行動をすること
  2. 自分で考えること
  3. 恐怖を感じること

 

1.行動をすること

これは言わずもがなですが、いくら知識を付けても使わなければ意味がありません。文字通り宝の持ち腐れです。今はインターネットの発展により、誰でも簡単に知識を付けれるようになりました。

逆に言えばある程度の知識はスマホさえ使えれば既に持ち合わせているようなものです。インターネットが膨大な知識の箱になっています。

だからこそ価値が出て来るのが行動です。行動を起こすと必ず、周りの人間に影響が出ます。

知識を付けても自分しか変わりませんが、行動するということは時には多くの人間を動かすことになり、そしてそこに価値が生まれます。行動することで人は変わっていけるのです。

 

2.自分で考えること

さらに大事なのは自分で考える力です。行動しても誰かに従って行った行動はあなたの功績ではありません。「こうすれば大丈夫かな?」そう自分に問いかけて、自分の意志でしっかりと目の前のことを判断し行動を起こす必要があります。

常に誰かに従っていてもリスクを背負う一方です。しっかりと自分で判断する力を付けなければいつまで経っても自分の存在意義なんて見いだせません。

 

3.恐怖を感じること

本当に逃げたくなるくらいの恐怖を感じなければぼくは新しい挑戦をしないようにしています。これはなぜか。

恐怖を感じると「逃げたい」「そうなりたくない」「どうにかしたい」と様々な思考を勝手にするようになります。動物の本能である危機回避能力が一番発揮される瞬間です。これが自分の思考や行動に最大限のブーストをかけます。

「ヤバい」と感じることは悪いことではなく、乗り越えれることなんです。

 

ぼくにできること

今回の一件、ぼくとしてはなんだか胸にもやがかかったような経験でした。

正直Twitterのアンケート見てもビビりましたし、大学生の回答結果には心底度肝を抜かれました。

 

何かできることはないかと考えましたが、きっと今すぐぼくに出来ることはこうやってブログやTwitterでその経験を共有していくことぐらいだろうな。そう思いました。大したことが出来ない自分が悔しいですが、この記事が希望を感じないと答えた多くの回答者に届いてくれればなと思っています。

 

いつかもう少しでも多くの人が希望を感じる世の中を作れるように、そういった活動をしていけると良いです。

< p class=”p1″>ダメになった人がダメになったまま終わる世の中は見たくありません。