部下をいじめてそんなに楽しいか?民度の低さと現実を見た | いつまでもアフタースクール
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部下をいじめてそんなに楽しいか?民度の低さと現実を見た

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こんにちは起業家ブロガーのぶんたです。

 

突然ですがあなたはいじめられたことはありますか?

または誰かをいじめたことはありますか?

 

ぼくは両方ありますが、まあ振り返るとどちらも良い思い出ではないですよね。

と、こんなことを突然思い出したのも、久しぶりにいじめを見て呆れたからです。いくつになっても精神が成長しなければいじめは存在するんですねえ。

 

先日目撃したいじめ

まさか社会に出てまでいじめを目撃するようになるとは思いませんでしたが、やっぱりどこにでも存在するんですね。

 

先日、取引先の会社に伺った際に20代半ばの男性社員が先輩上司に罵声を浴びせられているのを見ました。この日ぼくは比較的長い間滞在していたのですが、始末書の日本語がおかしいだの、説明がへたくそだの、声が小さいだのもう何から何までケチを付けて怒鳴り散らすその光景にうんざりしていました。

3時間ほど経ってからもう一度その会社に伺う用事があり、お邪魔するとまだ怒鳴っています。その後自分が帰る時もずっと怒鳴られていました。

「なんだかなあ」と思いながらその場を後に。怒鳴ったところであのやり方じゃあ何も変わらないだろうな、とやきもきしたのを覚えています。

 

その会社にまた伺う機会があり、社員の方と話をしていると、先日部下を怒鳴り散らしていた社員とそのすぐ下の社員が話をしていました。

「いやあ、結局あいつまた泣いちまったな」

「え、部長。またって何度かあるんですか?笑」

「そうだよ、前も泣いたんだ。全く泣きてえのはこっちだっての」

「いやいやいや。どうせ泣くまで叱りつけてやろうって感じだったんでしょう?」

「俺と話すとみんな涙流すんだよなあ。その涙は何の涙だっての笑」

「部長、あんまりいじめすぎちゃダメですよ~笑パワハラになっちゃいますよ~笑」

なんだこの会話

ありえないくらい胸糞悪い会話を聞いて、思わず自分が話していた内容を忘れてしまうほどでした。

こんなくだらないことまだ存在してたのか。

 

上司の役目とは

ストレス発散なのか何なのかわかりませんが、部下を何だと思っているのでしょう。久しぶりにめちゃくちゃくだらないものを見てしまった気がします。良い歳した大人が自分の快楽の為に人を蔑むってどうなんでしょうね。

本来であればどんどん育てて次の世代を担うような立ち位置を作ってあげるのが上司の役目でしょう。さて、この流れの中でいじめは必要でしょうか?

当然いじめられた社員は快く思いませんし、会社への不満や行きたくないという気持ちも募らせます。どんどんネガティブな気持ちに支配され、ひとつもミスを出来ないという恐怖による圧迫感でしか仕事をできなくなります。そうなってしまえば作業効率は落ち、結果的にまたいじめられ、それの繰り返しで仕事を辞めたくなってしまいますよね。部下が辞めたことで困るのはもしかしたら自分かもしれないのに。

 

いじめってそんなに楽しいか?

きっと上司の威厳みたいなものを勘違いしているのでしょう。いじめることで自己顕示欲を満たし、相手の涙を見てあたかも自分は偉いと感じる。なんかもう呆れてしまう民度の低さです。

楽しいか楽しくないかで言ったらその瞬間に刹那的な快楽を感じることは出来るかもしれません。もうこの時点でどうなのってぼくは思ってしまいます。

物事を短絡的に一瞬でしか見れないような人はお金を稼ぐこともできませんし、先見の明も無いので人の上に立つ資格も無いと思います。

まかり間違って上の立場に登りつめたならば尚更。就いた役職を勝手に権力とカリスマ性がある自分だから出来たと判断したならば、それは違いますし、ましてやその衣を身にまとって弱いものを攻撃するなんて、どれだけ愚かなんでしょうか。

 

客観的に自分を測り、そして改心せよ

というわけで今回は風刺的な意味合いで書いてみました。あまり気にしてなかっただけかもしれませんが、意外と日常のどこにでもいじめは蔓延っているのかもしれません。それも個人の瞬間的な欲を満たすためだけに。

歳を重ねればそんなものはなくなっていくのだろうなと学生時代は思っていましたが、あれは幻想でした。結局いつまで経ってもいじめる人はいじめるし、それに適応するかのようにいじめられる人が現れるのも事実です。

 

こちらの記事でも触れていますが、自分に合わないな、いじめられてるなって思った人は逃げちゃってもいいと思います。そんな場所で消耗する必要はありません。

まずはもっと客観的に自分が何をしているかを把握して、心入れ替える瞬間はしっかり変わっていきましょう。

 
いじめの構造―なぜ人が怪物になるのか (講談社現代新書)

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